高野山奥の院です。
昨日の豊臣家に続き、本日は織田信長の墓所を撮影しました。
面白いと言ってはいかんのですが、織田信長の墓所のすぐ近くには明智光秀の墓所があります。
もしかして、あちらの世界では・・・
「お前、よくもやりやがったな!」「いえ、あれは違うんですよ。」と
怒りの信長に言い訳の光秀、なんていう構図が描かれているのかも、などと思いを巡らすのも、
高野山を訪れる楽しみなのであります。
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「だんじょうがらん」と読みます。
高野山の壇上伽藍で撮影です。
カメラを向けているのは「根本大塔」。
「こんぽんだいとう」と読みます。
この中には、空海が日本に持ち帰った真言密教の教えが、なんと「3D」で公開されているのです。
その名も「立体曼荼羅」。
「りったいまんだら」と読みます。
画像を公開できないのが歯がゆいのですが、簡単に言うと、
それまで、紙の上で教えられていた曼荼羅を仏像や柱で立体的に表現したというもの。
「な〜んだ」と思ってはいけません。
1200年前の話ですよ。
1200年前に「密教のテーマパーク」と言える場所を作った空海という人は、
やっぱり、とてつもなくスゴイ人なのであります。
こんなカメラで撮影したら、上手に撮れるかなぁ。
欲しいなぁ。
一昔前のCM撮影だったら、何百万円もする機材で撮ってたものが、
いまや、ヨドバシカメラでも売ってるような機材で、
はるかにハイクオリティのものが撮れるんですよね。
もちろん、プロはこのくらいのオプションを装着します。
なぜか?
かっこいいからです。
いや、それは冗談で、それぞれにちゃんとした理由があって装着しているのです。
このオプションの付け方は、かなりの現場数を踏んできた男の創意工夫が詰まっています。
僕が分からんだけで、ひょっとしたらムダなものもあるのかもしれませんが、
最小限の装備で最大限の効果を出せるようにカスタマイズされています。
プロはこうじゃなくっちゃ、とあらためて思う次第なのであります。
佐世保に来ています。
商店街で撮影の下見をしていると、異様な集団が・・・。
ハロウィンとやらです。
これはお菓子をもらうための行列。
父ちゃんも母ちゃんも息子も娘も部外者も、必死こいて並んでます。
「お菓子はまだ十分ありますから!!」
「みなさんにお渡ししますから!!!!!」
怒号が飛び交う祭りなんですかね、これって?
30年近く前、アメリカで初めて見たときは「しゃれとんしゃあ」と
思いましたが、まさか日本でこんな狂奏曲が繰り広げられるとは・・・。
ぶっちゃけ、日本人というかアジア人に、
あの手のコスプレは似合わんと思うんですけどねぇ。
まあ、ハロウィンの意味なんて知らずに盛り上がってる方が少なくないでしょう。
いいんじゃないでしょうか、経済効果につながれば。
生まれた時は神社。
告白はバレンタインデー。
結婚するときは教会。
お祭りは日本古来のものからクリスマス、ハロウィンまで。
でもお正月は伝統に則って。
ほんでもって、死ぬときはお寺。
すごかとです。
我々日本人は。